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DOKAKA interview
ええ、電車の音いいっすよ

---ドラムを始めたのは何歳ぐらいでしたか?

DOKAKA : 18歳です。

---それ以前に何か楽器は?

DOKAKA : ないです。

---18歳でバンドも初めてですか?

DOKAKA : ええ。音楽は長い間きいてましたけど、実際さわったのは18さいのときがはじめてです

---それ以降色々ドラム以外の楽器のことも勉強、というかやられたんですか?

DOKAKA : とくに音楽について勉強したことはありません

---自然に

DOKAKA : はい。楽譜がぜんぜんよめません、笑

---コードとかアカペラでやるときも、意識していますか?

DOKAKA : コードはぜんぜんわからないので、きいたとおりにやってます

---すごい。

DOKAKA : コードわかるひとのほうがすごいとおもいます(笑い)

---でも楽器なしで音を取るのも難しいです。きっと小さい頃からそれはやってたから。

DOKAKA : ええ、音楽は毎日のようにきいてましたから

---子供の頃の録音、あれかわいいですね。

DOKAKA : ええ、あれはちょっとはずかしかったんですが、ガールフレンドがのっけろといったので。。。

---よく残していましたよ。うん。

DOKAKA : ええ、テープレコーダーで録音するのが大好きだったんでおしいれのなかからでてきました

---他にもまだ子供の時の音源がありますか?

DOKAKA : はいあります(笑い)ただ、あとはしゃべってるだけのとかですからあまり参考にならないとおもいます。

---それと、現在のDokakaの声をシンクロさせてみるとか

DOKAKA : なるほど

---子供時代の話しといえば、お兄さんとよく電車を見に行ってたとか。

DOKAKA : ええ、電車の音が好きでよく録音しにいってました

---ろ、録音。そういう電車の音を集めるジャンルもあるんですか?

DOKAKA : ええ、電車の音いいっすよ(笑い)。一部のマニアだけですけど。

---「ikegamisen」はすごい作品でしたね。いやもう固まりました。

DOKAKA : 一度口電車をやってみたかったんで。ありがとうございます。

---絶対俺には作れない!って思いましたもん。Dokakaさん自身は電車に詳しい?

DOKAKA : 昔は鉄道マニアだったんですが、今はあまりわかりません

---ちょっと話は変わりますが、自分で作った曲は普段よく聴かれますか?

DOKAKA : そうですね、作ったあとに何回かきくていどで、そのあとはあまりききません。

---レコーディングは自室ですか?

DOKAKA : ええ、隣のひとから苦情がこないように心配しながらやってます(笑)でっかいギターソロなんか布団にもぐりながらやってます

---ラジオ番組に電話で出演して、ライヴなんかもしてましたよね(笑)

DOKAKA : ええ。とにかくうたってくれーといわれるもんで。はは

彼が初めて海外のラジオ番組に出演した場所もライヴを行った場所もシアトル、激情的な90年代のオルタナティヴ・ロックのムーブメントの舞台となった町である。

とにかく曲が踊ってて70年代が一番好きです

---海外で人気に火の付いた頃のことを詳しく聞かせてもらいたいんですが。

DOKAKA : えーと。メールが海外からくるのが最初から多かったんで、おもいきってホームページを英語にかえたら、それ以降ですね。

---最初シアトルのラジオ局で紹介されたんですか?

DOKAKA : えーとそうですね、一番最初にやった海外のデビューはそのシアトルのラジオ局からオファーがあって現地にとんでライブもやりました。そのあとNYのラジオ局が自分の曲をたくさんながしてくれて。

---現地で流れていたんですね。インターネットで配信するのと地元のラジオで流れるっていうのは違ったものがありますね。

DOKAKA : ええ

---録音編集された自身の声を聞いたとき思ったこととかありますか。

DOKAKA : そうですね、自分の声でハモらせると、きれいな音が出てるなあ、と思ったり、あとは音がはずれるじゃないか!!とか思ったりしてます。自分的には、どんどん音を重ねていって、きれいにできたとき、おーーって思ったりしてます。

---Dokakaさんのハモった時の声ってすごいトリップ感を感じます。70年代のロックみたいに。

DOKAKA : ええ、自分できいていっちゃうときもあります(笑)

---いっちゃう(笑)

DOKAKA : はは

---いや、でもそのくらいでないとあのぐらいの仕事はできない!!(多分)

DOKAKA : ええ、もうほんとにいっちゃわないと、できないんですよ

---他の歌い手とかにもそういうことを感じたりはしますか?

DOKAKA : ええ、さきほどいっていたように70年代ロックはつねにそうだとおもいます

---70年代ロックの伝説のミュージシャンから2,3名前を挙げてください是非。

DOKAKA : えーと。ぼくのひーろーは、ELPのドラマー、カールパーマーです

---なるほどーー。

DOKAKA : 彼はよっぱらってるようなどらむをたたくのにすごくかっこいいんですよ。ヘタウマけいがだいすきです。あとは、キッスとか。

---それはわかる気がする>キッス

DOKAKA : ええ

---よっぱらったような演奏、といっても本当に酔っ払ってるわけでは、ないんですよね。

DOKAKA : ええ、かれらがすごいのはあんなにびーとがはしったりおそくなったりするのに、かならず頭があうんですよ。わかります?

---OKです!それは大事ですよね。

DOKAKA : ええ、もうあれがだいすきで、ええ。とにかく曲がおどってて70年代がいちばんすきです

---各ジャンル毎にいろいろリズムにノリというか訛りみたいなのがある、というのはわかってたんですが、Dokakaさんがあえて70年代に着目してたのは新鮮でした。

DOKAKA : なるほど。いわゆるスイングする感じがすきなんですよ。つまり、ジャズからきてるようなロック畑のみゅーじしゃんです。

---うんうん。なんか納得。いわゆる「プログレ」という呼び方でひとくくりにされてますが、本当にもっといろいろな可能性のあるジャンルだったと、今にしてわかることもあるかと思います。

DOKAKA : ええ、でも大衆受けというてんで問題があったんでしょうね。

---そういうことはDokakaさんも自身の音楽活動で考えたりはしていますか?

DOKAKA : あまり考えません。とにかくやっていくだけだとおもいますが、できればアンダーグラウンドの世界でやっていきたいですね

---レコード契約は今は?話はいっぱいあるだろうと推察しますが。

DOKAKA : ええ、いくつかあります。ただまだどこにも返事はしていないんですよ、

---メジャーなレコード会社からもありましたか?

DOKAKA : ええ、エイフェックスツインのレコード会社からありました。ただいまはいろいろ一人で楽しみたいです

---そうなんですか。でもコラボレーションとかはどんどんしたい?

DOKAKA : ええ。おもしろければなんでも。なにをやっていいかわからなくて、正直

---弱気にならないでください(笑)

DOKAKA : はは。弱気な人間です、僕は(笑い)


Dokakaが細木数子の番組に出たらなんて言われるだろうか。名前変わっちゃうかもしれないけど。


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